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静電気対策のエレウォール

二酸化炭素発生抑制型帯電防止袋 エレウォール・ナノ

エレウォール・ナノ
[抵抗値:2×1011Ω(20℃50%)]
CO2発生抑制型帯電防止袋 エレウォール・ナノ

エレウォール・ナノはナノテク添加剤を利用した、環境にやさしい帯電防止袋です。ナノテク効果により、製品の薄膜化によるフィルム強度を損なう事無く、二酸化炭素の発生を抑制する事が可能です。このため、容器包装リサイクル法、カーボンフットプリント制度等の各種環境関連制度等に対応した環境配慮ポリ素材製品を使用する事による、CSRなどを含めた環境対策を行う事が出来ます。RoHS対応しており、ICP分析データ等お気軽にご相談下さい。

特 徴
  1. 焼却時のCO2排出量を削減し、地球温暖化防止に効果的です。
  2. 製品の薄肉化(30%減)によりゴミの削減が可能です。
  3. 50μ⇒35μでもフィルム強度を損なわず、より安定した帯電防止効果があります。
  4. 永久帯電防止タイプの採用により、内容物への添加剤の転写がありません。

エレウォール・ナノの環境対応

エレウォール・ナノの環境対応

炭素膜(ブロック膜)の生成による炭化の促進

ポリエチレンは燃焼の際に可燃性物質が発生します。表面は熱分解により亀裂が出来そこから酸素が入り込み、可燃性物質と酸素が結合する事で燃え、CO2が発生します。これをナノテク効果により進入してくる酸素を酸素甲反応剤が取り込み結合する事により緻密な炭化膜(ブロック膜)が生成されます。このブロック効果によって酸素の進入を遮断し、可燃性物質と酸素の結合をしにくくする事などにより炭化を促進させ、CO2発生を抑制させます。

国内の主な焼却炉の燃焼の仕組み

国内の一般的な焼却炉はストーカー式と呼ばれるもので、燃焼は大きく2段階に分かれており、最初の燃焼では400℃~500℃で燃やし、ここでガスと灰に分かれます。次の燃焼で、生成された有害な物質を含むガスを約1,000℃で完全燃焼させます。ナノテク効果では、最初の燃焼時に炭化させ灰に残す事でCO2排出量を抑制させます。

基本物性

引張降伏強度

【試験方法】JIS K7127

【単位】MPa

【測定値】EL-ナノ 10.7

【測定値】EL-N 11.6

引張破断強度

【試験方法】JIS K7127

【単位】MPa

【測定値】EL-ナノ 32.0

【測定値】EL-N 14.3

引張破断伸度

【試験方法】JIS K7127

【単位】%

【測定値】EL-ナノ 510

【測定値】EL-N 340

引裂き強度
(エルメンドルフ)

【試験方法】JIS K7128-2

【単位】N/mm

【測定値】EL-ナノ 9.2(1枚)

【測定値】EL-N 3.2(2枚重ね)

表面固有抵抗

【試験方法】JIS K6911

【単位】Ω

【測定値】EL-ナノ 1010

【測定値】EL-N 1011

※物性値は製品を検討するための測定値であり、保証値ではありません。

保管上の注意
エレウォールの機能が低下することがありますので以下の事に注意して下さい。
直射日光を避け、25℃以下の涼しい所へ保管して下さい。また、暖房器具等の近くには絶対に置かないで下さい。
商品のご使用は、古い順に3ヶ月以内のご使用をお願いします。

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